|
|
労働基準法・労務管理の総合案内
|
労働契約について
違法な労働契約は有効?無効?
労働基準法で定める基準に達しない労働条件を定める労働契約は、その部分については無効となります。この場合、無効となった部分は、労働基準法で定める基準によります。 (労働基準法13条)

労働契約のポイント
@たとえ労働者の同意があっても、労働基準法違反部分は無効となります。
A無効となった部分は、労働基準法の定めによります。これは強制です。
B違反しない部分は有効に成立するので、労働契約そのものがすべて無効となるわけでありません。 |
契約期間の長さは?
労働契約は、期間の定めのないものや一定の事業の完了に必要な期間を定めるもののほかは、3年(次の各号のいずれかに該当する労働契約にあっては、5年)を超える期間について締結できません。
(労働基準法14条)
@専門的な知識、技術又は経験(以下、「専門的知識等」という。)であって高度のものとして厚生労働大臣が定める基準に該当する専門的知識等を有する労働者(当該高度の専門的知識等を必要とする業務に就く者に限る。)との間に締結される労働契約
A満60歳以上の労働者との間に締結される労働契約(@に掲げる労働契約を除く。)
ポイント整理
1.期間の定めのない契約は有効です。
2.期間の定めのある契約については、
@原則 → 3年まで
A特例(専門的知識等、60歳以上)→ 5年まで(更新も5年までOK!)
B一定の事業の完了に必要な期間 → 事業の完了までの期間はOK!
上記Bについては、例えば、ダム建設の工事現場で完成までに8年かかる場合、8年間の期間契約が可能となります。 |
参考:専門的知識等を有する労働者とは
博士の学位、公認会計士、医師、弁護士、不動産鑑定士、社会保険労務士、税理士などの業務に就く方を言います。
| @ |
博士の学位(外国において授与されたこれに該当する学位を含む)を有する者。 |
| A |
次のいずれかの資格を有する者
ア 公認会計士 イ 医師 ウ 歯科医師 エ 獣医師 オ 弁護士 カ 一級建築士 キ
税理士 ク 薬剤師 ケ 社会保険労務士 コ 不動産鑑定士 サ 技術士 シ 弁理士 |
| B |
次のいずれかの能力評価試験の合格者
ア システムアナリスト資格試験合格者 イ アクチュアリーに関する資格試験合格者 |
| C |
次のいずれかに該当する者
ア 特許法上の特許発明の発明者 イ 意匠法上の登録意匠の創作者 ウ 種苗法上の登録品種の育成者 |
| D |
(1)一定の学歴及び実務経験を有する次の者で年収が1,075万円以上の者
ア 農林水産業の技術者 イ 鉱工業の技術者 ウ 機械・電気技術者 エ 土木・建築技術者
オ システムエンジニア カ デザイナー |
| |
(2)システムエンジニアとして5年以上の実務経験を有するシステムコンサルタントで、年収が1,075万円以上の者 |
| E |
国等によりその有する知識、技術、経験が優れたものであると認定されている者 |
|
|
|